raspbianのバージョンと起動時間について

中古のRaspberry Pi Model Bを購入したので、環境構築。
最新のBUSTERを入れてみたら、カクカクでまともに動く気がしない。古いRaspberry Piでは、古いバージョンの方がいいのでは?と考え、起動までにかかる時間を計測してみた。

1.Raspbianのバージョン

そもそもRaspbianのバージョンはwikipediaにまとまっていないようなので、バージョンと期間だけまとめてみた。

Version Span
wheezy 2012.07-2015.05
jessie 2015.09-2017.07
stretch 2017.12-2019.04
buster 2019.07-

こう見ると、だいたい2,3年に1回更新されているらしい。
Raspberry PiのModel Bが発売されるごとに大幅に更新しているようだ。

2.起動時間の計測

2.1計測方法

いつもGUIから、terminalを起動するので、この時間を指標として使うことにした。
各バージョンは、2020/04/10現在の最終アップデート版を使用。
アーカイブはここからダウンロードできる。
Raspberry PiはModel Bで、メモリは512MB。
使用したSDカードは、Raspberry piで読み込める最大の32GB。

2.2計測結果

Version Updated Date Speed[s]
wheezy 2015-05-05 50.73
jessie 2017-07-05 74.13
stretch 2019-04-08 66.60
buster 2020-02-13 124.60

wheezyが爆速なのと、busterが激遅なのが気になるところ。
多分、同じCPU(ARM1176JZF-S)でメモリ(512MB)の構成のzeroでも同じことが言えると思う。
何がこんなに大きな違いを生んでるのか気になるところだが、それは追々調べていく。

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